輪郭手術後に、白目の一部が赤く染まる?!その原因とは?

輪郭手術で施術する部位というのは、大きくわけて、エラ骨、頬骨、前顎の骨になります。その部分の骨を折ったり、削ったりするわけですが、術後、手術した部位は大きく腫れ、内出血を起こします。

この内出血の症状ですが、通常は、顔全体あるいはところどころ肌の表面がうっすら黄色くななるのですが、人によってはそれが目にまで及ぶことがあります。内出血が目にまで及ぶとどうなるのかというと、白目に血糊がベッタリ貼りついたかのような、白目の一部分が赤く染まった症状になります。

 

 

なぜこのような症状が起こるのかというと、それは頬骨の手術によるものです。頬骨は目からほど近いところに位置するため、頬骨縮小の手術の過程で、手術の影響によって内出血が目にまで及んだ結果、そういった症状が起こることがあります。

この白目の一部が赤く染まる症状は、結膜下出血といいます。結膜下の小さい血管が破れ出血したものです。およそ1~2週間で自然と吸収されてなくなり、元の白目に戻ります。もちろん視力になんら影響はありませんので心配いりません。

輪郭手術を受けたのに、なぜ目がこんなことに?と不安になられる方がいるので、今回、結膜下出血の症状について取りあげてみましたが、輪郭手術は、本人が思っている以上に腫れたり、想定外の症状が生じることがあります。それだけ大きな手術だといえますので、何か不安な要素があった場合には躊躇せずに、病院に確認するようにしましょう。

 

百瀬
 

結膜下出血の症状が出るか、出ないかは、個人の体質の違いもありますが、手術を受ける病院によっても症状が出る出ないの違いはあるようです。ある病院で頬骨手術を受けた人たちにはその症状が出て、ある病院で受けた人たちには全く出ない、といった感じです。おそらく先生の手術の仕方なのか、手術方法の違いによる影響なのではないかと思われます。