鼻のシリコンを除去すると皮膚は伸びるのか?!

鼻の整形後に、鼻の形が気に入らなかったり、異物感や球形拘縮など体内の拒否反応を理由に挿入した補形物を除去するケースがあります。

しかし、ここで多くの皆さんが心配されるのは、

シリコンを取ってしまったら、除去した場所に空間ができしまい、皮膚が伸びてしわしわになってしまうのではないか?という点です。

果たして本当に皮膚は空気のなくなった風船のように伸びてしまうのでしょうか?

結論からいうと答えはNOです。

私たちの皮膚は、ゴムのように弾性を持っています。補形物を除去した後、何ヶ月間かけて収縮する過程を経て、もとの場所へと自然に組織同士がくっつくため、伸びる、たるむといった現象が起こることはありません。ただし、鼻の手術をしてから長い年月が経過している場合は、その回復期間は相対的にさらに長い時間かかることがあります。

では、補形物を除去した後に、回復過程で注意する点は何でしょうか?

それは、皮膚が乾燥しないように維持することです。

乾燥した皮膚は、傷が治る妨害をしてしまいます。乾燥した状態より、湿気が適度にあったほうが傷ついた皮膚の再生がより早くなります。そのため抜糸した後は、水分クリームをたっぷり塗るなどして保湿管理を心がけるようにしてください。

 

★鼻のシリコン除去★