韓国のクリニックでのカウンセリングの流れ
今回は、韓国の美容外科や皮膚科でカウンセリングを受ける際のおおまかな流れをご紹介します。
①カウンセリングの予約を取る
韓国のクリニックでカウンセリングを受けたい場合、事前に日時を予約する必要があります。どのくらい前もって予約を取るべきかは、病院や先生のスケジュールにもよりますが、だいたい2週間~1週間前であれば、こちらの希望する時間で取り易くなるでしょう。日程がギリギリになればなるほど、予約は取りづらいということは言うまでもありません。
②チャートの作成
病院で受付を済ませると、チャートと呼ばれる診療用紙を渡されますので作成します。チャートに記載する内容は病院によって多少の違いはありますが、基本的な項目としては、名前、生年月日、性別、年齢などの個人情報、希望する手術と手術の予定時期、過去に受けた整形手術、病歴、アレルギーの有無、服用中の薬などで構成されています。
③カウンセラーとのカウンセリング
担当の先生とカウンセリングを行う前に、まずは室長と呼ばれるカウンセラーさんと話をするのが韓国のクリニックの特徴です。カウンセラーさんには先ほど作成したチャートを基にさらに色々と聞かれますので、詳細についてお話しします。また、今回相談したい手術についても聞かれますので、希望する手術についてもお伝えします。
と、ここでこんな疑問がわきませんか?
先生に直接話をすればいいことを、なんでカウンセラーにも話をしないといけないの?
先生とのカウンセリングで話せばいいことを、カウンセラーさんにも同じことを話すなんて、二度手間だし何で?と感じるかもしれません。しかし韓国の病院ではこのカウンセラーの存在というのは先生と患者さんの間を取り持つ重要な役割を担っているため、実際に手術を受けることになった際や手術後にも患者さんとは深く関わってきます。ですので韓国ならどこのクリニックでもこのカウンセラーは必ず介入してきますし、決して軽視できない存在であることは覚えておいてください。
④先生とのカウンセリング
いよいよ先生とのカウンセリングスタートです。先ほど作成したチャートを基に、先生から色々と聞かれますのでそれらの質問に答えながら、ご自信がどのようになりたいのかをお話ししましょう。言葉で表現するのが難しい場合は、理想とする人の画像や写真などを用意しておくことをおすすめします。
なお韓国の先生たちは必ず最後に「何か質問はありませんか?」と聞いてくるのがお決まりですので、その時に感じた疑問や、心配なことはどんどん聞いてください。とはいってもいざその場になると、中々すぐに聞きたいことが思いつかないなんてこともありますので、先生に聞いておきたいことは予めメモなどで準備しておくことをおすすめします。
⑤カウンセラーとの最終対話
先生とのカウンセリングを終えると再び、カウンセラーさんと話をします。先ほどの先生とのカウンセリングで先生が診断した手術内容と費用のほかに抜糸までの日数、ダウンタイム、滞在に必要な期間といった手術に関することについての説明がありますので、ここでも気になることはどんどん質問しましょう。また症例写真を見たい場合もお願いすれば見せてもらえます。(先生によってはカウンセリング中に見せてくれることもあります)
あと手術費用の割引などの交渉をしたい場合は、この時点でカウンセラーに話しましょう。後々になって交渉を持ち出しても、病院側からすると『費用に納得してカウンセリングを終えた客』とみなされているため、なかなか応じてもらえないことがありますので注意が必要です。
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