目の下の脂肪除去術について~再配置との違いは?
皆さんの顔の目の下には脂肪のふくらみがありますか?
答えが“ある”という方にさらにお聞きします。
そのふくらみはたるんではいませんか?
目の下に脂肪はあるけど、“たるんではいない”という方はご安心ください。それは涙袋です。
涙袋があり、それがたるんでいない方はこの先を読み進める必要はありません。
これより先は
・目の下にたるんだ脂肪がある
・目の下がたるんでいるうえにダークサークルになっている
・涙袋が歳とともにたるんでしまった
・涙袋を脂肪移植で作りたいと思っている
これらに当てはまる方向けの記事となっていますので、どうしたらいいか悩んでいる方は、どうぞ最後までご覧ください。
目の下の脂肪って何?涙袋との違い
もともと人の目の周囲は保護するための脂肪でおおわれています。その脂肪が下瞼のすぐ下にふくらんだ状態であるとき、それは“可愛い涙袋”といえますが、歳とともに下へ下へとたるんでしまった場合、それはもはや涙袋ではなく、ただのたるんだ脂肪の塊です。そんなお世辞にも綺麗とは言えない脂肪を除去してしまおうというのが、いわゆる目の下脂肪除去の手術になります。
目の下の脂肪除去術とは?
目の下にたるみがあると、年齢よりも老けてみえることはご承知のことと思います。目の下の脂肪除去とは、その目の下に位置する脂肪のたるみを完全に除去する手術をいいます。また、そのたるみのせいで目の下がダークサークル状態になっている場合にも効果的です。
目の下脂肪除去と目の下脂肪再配置の違いは?
目の下の脂肪を完全に取り除いてしまうのが脂肪除去術だと説明しました。では再配置は何かといと、一部の脂肪だけを取り除き、一部の脂肪はそのまま配置しなすことをいいます。そうすることによって目の下の部分の凸凹を整えることができます。
この2つの手術のどちらが自分に適しているかを判断するにはある程度の基準があります。
それは年齢です。
目の下の脂肪再配置・・・女性なら40代中盤まで、男性なら40代初めまで
目の下の脂肪除去・・・女性なら40代後半以降、男性なら40代半ば以降
目の下に脂肪を移植する手術もある?
目の下に脂肪を移植するケースというのは、涙袋をつくりたい場合や、目の下の脂肪除去術で脂肪を取り過ぎてしまった場合に考えられます。
しかし目の下の部分というのは面積が狭く、通っている血管が極端に少ないため、高度な技術をもった医師が行わないと失敗するリスクを伴います。(皮膚の癒着などがおきてしまう)
そんな理由から目の下の脂肪移植というのは、手術自体あることにはあるのですが、あまりおすすめはできません。涙袋を作りたいのであれば、フィラー注射で十分です。
目の下の脂肪除去は、脂肪を取り除きすぎてしまうという問題が後を絶ちませんので、やるなら脂肪再配置のほうがリスクは少ないといえるでしょう。
まとめ
目の下のたるみを改善するのにおすすめする手術の優先順位は、年齢にもよりますが、
目の下の脂肪再配置>目の下の脂肪除去です。
目の下の脂肪移植は、よっぽどのことでなければあまりおすすめはしません。
涙袋を作るならフィラー注射で十分です。
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