両顎手術のスケジュールと滞在期間
両顎手術は、顎の骨格や咬み合わせの問題を改善するための大きな手術です。手術後にはウェイパー(マウスピース)と呼ばれる装置を装着する必要があります。手術の流れと回復期間は個人によって異なりますが、一般的なスケジュールを以下にご紹介します。
両顎手術のスケジュール
【手術前の準備】
・カウンセリングや手術前検査を行います
・手術後に装着する嚙み合わせのガイドとなるウェイパー(マウスピース)を製作します。ウェイパーの製作には7~10日間かかりますので、手術の約10日前には病院で歯形をとる必要があります。
【手術当日】
手術が行われ、同時にウェイパーが装着されます。手術後は入院が必要となります
【2日目】
引き続き入院生活を送ります
【3日目】
退院できる日です。自宅でゆっくり過ごします。
【4日目~】
数日おきに病院に来院し、手術の回復具合を確認します
【15日目~】
ウェイパーの着け外しが開始されます。基本的に食事や話す時以外はウェイパーを着用します。
【1か月目~】
噛み合わせの状態に応じて、徐々にウェイパーの着用時間を減らしていきます。回復の進み具合に応じてウェイパーの必要時間が減っていきます。
滞在期間について
両顎手術は非常に大きな手術であり、手術後にウェイパーを装着している状態が最大2週間は続くため、その期間は韓国に滞在する必要があります。できれば手術後の経過を十分に見守るために、1か月の滞在を推奨しますが、スケジュール的に難しい場合は、ウェイパーの付け外しが始まる2週間後を目安に一旦ご帰国いただき、その後は必要な経過チェックのために再来訪していただければ問題ないかと思います。
両顎手術は美容と機能の両面で劇的な改善をもたらす手術ですが、慎重な計画と適切なアフターケアが成功への鍵となります。上記のスケジュールは、両顎手術の流れの一例であり、手術による変化や回復の進み具合は個人差がありますので、担当医師との定期的な相談とフォローアップが重要です。手術を受ける際には、専門医の指導に従い、適切なケアと休養を心掛けましょう。
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