輪郭手術とフィラー、ボトックス

近年、ボトックスやフィラーなどの注射施術は普遍化されて、多くの方たちが簡単に受けられるようになりました。そのため輪郭手術の前後にこういった注射施術に関する質問をされる方も増えてきたため、今日はこの部分について記事にしてみたいと思います。

 

まずよくある質問は2つに分かれます。ひとつは、輪郭手術後、どれくらい時間が経過したら、ボトックス・フィラーを受けていいのか?というもので、もうひとつは、すでにボトックス・フィラー施術を受けたが、輪郭手術は可能なのか?というものです。

 

Q 輪郭手術後、フィラーやボトックスはいつから可能?

輪郭手術後はいつでも関係なくフィラーやボトックス施術は可能です。輪郭は骨をいじる手術であり、皮膚に注射をするボトックスやフィラーとは部位が異なりますので、医学的な点からいえば、いつでも受けて大丈夫といえます。しかしながら、美的な観点からいうと、腫れが残っている状態では、適した注入量がどれくらいなのかの判断が難しくなりますので、腫れが完全に引いてからのほうがより効果的だといえます。

 

Q ボトックス・フィラー施術後も輪郭手術は可能? 

すでにボトックスやフィラーを施術している場合ですが、これも輪郭手術を受けるのに何の問題はありません。ただし輪郭とともに鼻も同時に手術をする場合で、鼻にフィラー注入をされている場合はそのことを必ず事前に申し出てください。一般的にフィラーは6ヶ月で吸収されてなくなりますが、種類によっては1~2年維持するものもあり、残っていてる場合には手術で除去する必要があるためです。単に輪郭だけを受ける場合にはこれに及びません。

 

 icon-comment まとめ

ボトックスやフィラーは、輪郭手術の施術範囲と方法が異なるため、輪郭手術前後に受けても大きな影響は与えません。ただし、鼻にフィラーを注入している場合で、輪郭とともに鼻の手術も同時に受ける計画がある場合は、必ずそのことを伝えるようにしましょう。

 

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